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米国“シリア攻撃は成功” ロシア“影響は限定的”

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アメリカがシリアの アサド政権の 軍事施設に対して攻撃したことについて、 トランプ政権は、 作戦は成功だったと主張していますが、 アサド政権を支持する…
アメリカがシリアのアサド政権の軍事施設に対して攻撃したことについて、トランプ政権は、作戦は成功だったと主張していますが、アサド政権を支持するロシア側は、国営テレビが破壊を免れた軍用機が作戦を再開したと伝え、アメリカ軍の攻撃の影響が限定的だったと印象づけ、米ロ双方がそれぞれ主張を展開しています。 アメリカのトランプ政権は、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、シリア中部の空軍基地をアメリカ軍の巡航ミサイルで攻撃しました。 アメリカ国防総省は、発射した59発すべてが目標に命中し、シリア軍の軍用機20機などを破壊したと発表し、作戦は成功だったと強調しました。 これに対し、アサド政権を支持するロシア側は、国営テレビがシャイラート空軍基地に軍事専門の記者らを派遣し、8日、破壊をまぬがれたシリア空軍の軍用機が、過激派組織IS=イスラミックステートに対する作戦を再開したと伝えました。 国営テレビは、空軍基地の滑走路はほとんど破壊されなかったとして、シリア空軍機が爆弾を装着して離陸する様子を放送し、アメリカ軍の攻撃の影響が限定的だったと印象づけました。 一方、化学兵器をめぐって、アメリカ側は、アメリカ軍の監視や分析でアサド政権が使用したことは裏付けられたとしたうえで、ロシア軍がこうしたことを把握していた可能性などについても慎重に調査しているとしています。 これに対し、ロシア国防省の報道官は8日、「アメリカ側は、空軍基地に化学兵器が保管されていたという証拠を示していない」と述べ、かつてアメリカが、証拠のないままイラクによる大量破壊兵器の開発を主張して、武力行使に踏み切ったことに重ね合わせて非難しました。

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