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米大統領、化学兵器使用「看過できず」=シリア大統領を非難:

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【ワシントン時事】 トランプ米大統領は4日声明を出し、 シリア北西部イドリブ県の 反体制派支配地域で行われた攻撃に関し、 アサド政権が化学兵器を使用したとの 見方を示して「文明世界はこの 事件を看過できない」 と非難した。 ただ、 アサド政権に対する具体的な対処方針は明らかに
【ワシントン時事】トランプ米大統領は4日声明を出し、シリア北西部イドリブ県の反体制派支配地域で行われた攻撃に関し、アサド政権が化学兵器を使用したとの見方を示して「文明世界はこの事件を看過できない」と非難した。ただ、アサド政権に対する具体的な対処方針は明らかにしなかった。
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トランプ氏は事件について、2012年にアサド政権による化学兵器使用を「レッドライン(越えてはならない一線)」としたものの、何もしなかった「前政権の弱さと力不足の結果だ」と指摘、オバマ前政権を批判した。
ロイター通信によると、米政府は化学兵器のサリンが使用されたとみている。シリアは米ロの合意に基づき、保有を自己申告した化学兵器を廃棄していた。
ティラーソン国務長官は4日の声明で、アサド政権の後ろ盾となっているロシアとイランに「アサド政権への影響力を行使し、この種の恐ろしい攻撃が二度と起きないことを保証するよう求める」と促した。
一方、スパイサー大統領報道官は4日、記者団に「自国民に化学兵器を使用する人間は、いかなる文明国家も容認すべきではない」と述べつつ、シリア内戦でアサド政権が軍事面で優勢な「政治的現実」を認めないのは愚かだとも語った。
トランプ政権は最近になって、オバマ前政権とは異なり、シリア内戦の政治解決でアサド大統領の退陣を絶対条件としない考えを示唆している。(2017/04/05-06:05)

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