不安定な治安情勢が続くアフガニスタンで、 国営放送の 支局が武装グループに襲撃されて職員など６人が死亡、 １８人がけがをし、 過激派組織ＩＳ＝イスラ…
不安定な治安情勢が続くアフガニスタンで、国営放送の支局が武装グループに襲撃されて職員など６人が死亡、１８人がけがをし、過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートとつながりのあるメディアがＩＳの犯行だと伝えました。 アフガニスタン東部の都市ジャララバードで、１７日、国営放送の支局が武装グループに襲撃されました。 武装グループのメンバー１人が身につけた爆弾を爆発させたほか、３人が敷地内に侵入し、駆けつけた治安部隊と銃撃戦になりました。 地元の州政府によりますと、この襲撃で支局の職員や警察官など合わせて６人が死亡、１８人がけがをしたということです。敷地内に侵入した武装グループの３人は、治安部隊によって全員、殺害されたということです。 過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートとつながりのあるアマーク通信は、襲撃はＩＳの犯行だと伝えました。 襲撃が起きたアフガニスタン東部にはＩＳの地域組織が拠点を築き、首都カブールでもテロを起こすなど活動を活発化させていて、不安定な治安情勢が続いています。 アフガニスタン政府は、先月、現地に駐留するアメリカ軍と合同で軍事作戦を実施し、地域組織のトップ、アブドゥル・ハシブ幹部を殺害するなど、対応を強化しています。
