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イギリス政府 警戒レベルを10年ぶり最高度に引き上げ

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イギリス中部の マンチェスターで起きた、 8歳の 女の 子を含む22人が犠牲になったテロ事件で、 イギリス政府は、 さらなるテロが差し迫っている危険があ…
イギリス中部のマンチェスターで起きた、8歳の女の子を含む22人が犠牲になったテロ事件で、イギリス政府は、さらなるテロが差し迫っている危険があるとして、警戒レベルを10年ぶりに最高度に引き上げ、厳重な警備態勢を敷いています。 イギリス中部のマンチェスターで22日夜、アメリカの人気歌手のコンサート会場の付近で大きな爆発が起き、これまでに22人が死亡、59人がけがをしました。犠牲者には8歳の女の子のほか10代の若者が多く含まれていて、事件のあと市の中心部にある市役所の前には大勢の市民が集まり、黙とうをささげていました。 警察は、事件をサルマン・アベディ容疑者(22)による自爆テロと見ています。アベディ容疑者は、リビア出身の両親のもとイギリスで生まれた移民2世で、地元の大学に通っていたと伝えられていて、過激派組織IS=イスラミックステートが事件の関与を主張する声明を出していることから、警察は、関係先を捜索するなどして動機や背後関係を慎重に捜査しています。 事件を受けて、メイ首相は23日夜、さらなるテロが差し迫っている危険があるとして、5段階ある警戒レベルを10年ぶりに最高度に引き上げると発表しました。これを受けて、武装した警察官や軍の兵士が街で警備に当たる厳重な態勢が敷かれることになり、事件の影響は、イギリスで暮らす人たちや訪れる人たちにも広がっています。

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