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オバマ氏、フリン氏起用に反対=トランプ氏に直接警告-米メディア

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【ワシントン時事】 トランプ米大統領が昨年11月8日の 大統領選直後、 初めて会談したオバマ前大統領からフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)を要職に起用しないよう警告されていたことが8日分かった。 複数の 米メディアが報じ、 スパイサー大統領報道官も事実関係を認めた
【ワシントン時事】トランプ米大統領が昨年11月8日の大統領選直後、初めて会談したオバマ前大統領からフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)を要職に起用しないよう警告されていたことが8日分かった。複数の米メディアが報じ、スパイサー大統領報道官も事実関係を認めた。
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トランプ氏は会談の8日後にフリン氏の補佐官登用を発表。次期補佐官の肩書を得たフリン氏はオバマ政権の頭越しにキスリャク駐米ロシア大使と対ロ制裁の扱いを話し合い、結局、辞任に追い込まれた。トランプ氏の判断の甘さを問う声が改めて強まりそうだ。
NBCテレビによると、トランプ氏は昨年11月10日、オバマ氏と政権引き継ぎのためホワイトハウスで初めて会談。オバマ氏はこの席で「私はフリン氏のファンではない」などと注意喚起した。フリン氏はオバマ政権時代の2014年に国防情報局長官を事実上更迭された経緯がある。 一方、イスラム教国からの入国禁止令に異を唱え、トランプ氏に解任されたイエーツ前司法長官代行が8日、連邦議会の公聴会で初めて証言。1月26日にホワイトハウスに対し、フリン氏がキスリャク氏との電話についてペンス副大統領らに虚偽の報告をしている可能性を指摘し、「フリン氏は(うそを材料に)ロシアに脅迫される恐れがある」と対処を促したことを明らかにした。 トランプ氏がフリン氏を事実上更迭したのはその18日後の2月13日。民主党は公聴会で「18日の間にはイラン制裁、安倍晋三首相との会談、北朝鮮のミサイル発射など多くのことがあった。安全保障上問題ではないか」(ダービン上院議員)などとトランプ氏の判断の遅れを追及した。(2017/05/09-08: 06) 関連ニュース
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