業績低迷が続く三越伊勢丹ホールディングスは10日、 人件費を削減するため希望退職を検討すると発表した。 労働組合との 協議に入り、 退職金の 積み増し額や募集人数などの 詳細を秋までに詰める。 2018年3月期末の 実施を想定している。 東京都内で記者会見した杉江俊彦社長は「人…
業績低迷が続く三越伊勢丹ホールディングスは10日、人件費を削減するため希望退職を検討すると発表した。労働組合との協議に入り、退職金の積み増し額や募集人数などの詳細を秋までに詰める。2018年3月期末の実施を想定している。 東京都内で記者会見した杉江俊彦社長は「人件費が同業他社と比べて高く、大きな課題だ」と説明した。 採算の悪化が目立つ地方店に関しては、需要や競争環境を踏まえて個別に在り方を検証する。杉江氏は「安易にやり過ぎると駄目だが、ユニクロやニトリといった専門店の誘致もやっていきたい」と述べた。