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北朝鮮が3週連続で弾道ミサイル発射、日本のEEZに落下

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日韓両政府は29日朝、 北朝鮮が弾道ミサイル1発を同国東岸から発射したと発表した。 ミサイルは約450キロ飛び、 日本の 排他的経済水域(EEZ)内の 日本海に落下したとみられる。 北朝鮮の ミサイル発射は3週連続。 今回は、 先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で北朝鮮問題を議論した矢先の タイミングだった。 弾道ミサイ
[東京/ソウル 29日 ロイター] – 日韓両政府は29日朝、北朝鮮が弾道ミサイル1発を同国東岸から発射したと発表した。ミサイルは約450キロ飛び、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に落下したとみられる。北朝鮮のミサイル発射は3週連続。今回は、先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で北朝鮮問題を議論した矢先のタイミングだった。 弾道ミサイルは午前5時40分ごろ、北朝鮮東岸の元山付近から発射された。米軍と韓国軍は、短距離の「スカッド」の可能性があると推定。高度100─120キロに達し、約6分間飛行した。日本政府は島根県の隠岐諸島から約300キロ、新潟県の佐渡島から約500キロのEEZ内に落下したとみている。 日本政府は北朝鮮に厳重に抗議。安倍晋三首相は官邸で記者団に対し、「国際社会の度重なる警告を無視して挑発を続けていることは断じて許すことはできない。先のG7で合意した通り、北朝鮮の問題は国際社会の最優先事項」と述べた。その上で、「北朝鮮を抑止するため、米国とともに具体的な行動を取って行く」と語った。 中国外交の責任者、楊潔チ国務委員が29日から来日予定で、日本政府は北朝鮮への対応について議論したい考え。菅義偉官房長官は「さまざまな角度で話し合っていくのは極めて大事だと思っている」と述べた。米国と日本、韓国は北朝鮮に経済的・軍事的圧力を強めるとともに、中国により大きな影響力を行使するよう求めている。 北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは3週連続。14日の中距離弾は初めて高度2000キロ超に到達、21日には固体燃料を使った別の中距離弾を移動式発射台から発射した。 推定射程500キロのスカッドは過去に何度も試射しており、今回も「特異な飛翔ではなかった」(稲田朋美防衛相)とされるが、大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発に向け、新たな能力を試した可能性もある。韓国の慶南大学極東問題研究所の軍事専門家、Kim Dong-yub氏は、「別のエンジンをテストしたのかもしれないし、ICBMの一段目のメーンエンジンを検証したのかもしれない」と指摘した。 *内容を追加します。 弾道ミサイルは午前5時40分ごろ、北朝鮮東岸の元山付近から発射された。米軍と韓国軍は、短距離の「スカッド」の可能性があると推定。高度100─120キロに達し、約6分間飛行した。日本政府は島根県の隠岐諸島から約300キロ、新潟県の佐渡島から約500キロのEEZ内に落下したとみている。 日本政府は北朝鮮に厳重に抗議。安倍晋三首相は官邸で記者団に対し、「国際社会の度重なる警告を無視して挑発を続けていることは断じて許すことはできない。先のG7で合意した通り、北朝鮮の問題は国際社会の最優先事項」と述べた。その上で、「北朝鮮を抑止するため、米国とともに具体的な行動を取って行く」と語った。 中国外交の責任者、楊潔チ国務委員が29日から来日予定で、日本政府は北朝鮮への対応について議論したい考え。菅義偉官房長官は「さまざまな角度で話し合っていくのは極めて大事だと思っている」と述べた。米国と日本、韓国は北朝鮮に経済的・軍事的圧力を強めるとともに、中国により大きな影響力を行使するよう求めている。 北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは3週連続。14日の中距離弾は初めて高度2000キロ超に到達、21日には固体燃料を使った別の中距離弾を移動式発射台から発射した。 推定射程500キロのスカッドは過去に何度も試射しており、今回も「特異な飛翔ではなかった」(稲田朋美防衛相)とされるが、大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発に向け、新たな能力を試した可能性もある。韓国の慶南大学極東問題研究所の軍事専門家、Kim Dong-yub氏は、「別のエンジンをテストしたのかもしれないし、ICBMの一段目のメーンエンジンを検証したのかもしれない」と指摘した。 *内容を追加します。

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