岸田外務大臣は、 アメリカの ティラーソン国務長官と電話で会談し、 弾道ミサイルの 発射を繰り返す北朝鮮の 行動は断じて容認できないという認識を共有す…
岸田外務大臣は、アメリカのティラーソン国務長官と電話で会談し、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮の行動は断じて容認できないという認識を共有するとともに、日米韓で連携して北朝鮮への圧力を強化していくことを確認しました。 岸田外務大臣とアメリカのティラーソン国務長官の電話会談は、２９日朝の北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受けて、日本側の提案で行われました。 この中で両外相は、北朝鮮の相次ぐ挑発行動は断じて容認できないという認識を共有するとともに、先のＧ７サミット＝主要７か国首脳会議や日米首脳会談の結果を踏まえ、北朝鮮への圧力を強化するため、日米や日米韓の３か国で協力していくことを確認しました。 また、北朝鮮の脅威を抑止するため、日米両国で防衛体制などの能力の向上を図るべく具体的行動をとることでも一致しました。 このほか、両外相は、北朝鮮に影響力を持つ中国がさらなる役割を果たすよう求めていくとともに、ロシアの役割が重要だという認識でも一致し、引き続き働きかけを続けていくことを確認しました。 会談のあと、岸田大臣は記者団に対し、「国連の場を含め、日米、日米韓で緊密に連携しながら、断固として対応していきたい」と述べました。
