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村田の世界戦、再戦を指示 採点巡りWBA会長謝罪

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20日に東京・ 有明コロシアムで行われた世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王座決定戦12回戦で、 2012年ロンドン五輪金メダリストの 村田諒太(帝拳)がアッサン・ エンダム(フランス)に1―2の 判定で敗
20日に東京・有明コロシアムで行われた世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王座決定戦12回戦で、2012年ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(帝拳)がアッサン・エンダム(フランス)に1―2の判定で敗れた結果を受け、WBAのヒルベルト・メンドサ会長は同日、両者の再戦を指示することを明らかにした。 WBAの公式サイトで表明した。 エンダムに判定負けし、ぼうぜんとする村田(中央)=20日、東京・有明コロシアム メンドサ会長は公式サイトの中で「私の採点では117―110で村田の勝ち。村田選手、(試合を主催した)帝拳プロモーション、日本のボクシングファンに謝罪したい。このダメージを回復する言葉が見つからない」と採点の非を認めた。その上で「(タイトルマッチを管轄する)選手権委員会に両者の直接再戦(ダイレクト・リターンマッチ)を指示するつもりだ」と表明した。通常、ボクシングでは直接再戦は認めていない。 試合は村田が4回にダウンを奪うなど優勢に試合を進めた。米国人ジャッジは7ポイント差で村田の勝ちとしたが、パナマ人ジャッジが5ポイント差、カナダ人ジャッジが3ポイント差でともにエンダムを支持した。この試合を主催した帝拳ジムの本田明彦会長は「今までやってきた中で一番ひどい採点だ。あの2人を除く全員が村田の勝ちだと思っている」と憤りをあらわにしていた。

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