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「竜馬がゆく」など司馬遼太郎の直筆原稿見つかる

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司馬遼太郎の 代表作の 一つ「竜馬がゆく」 などの 直筆の 原稿が初めて見つかり、 執筆の 過程がわかる貴重な資料として注目されています。
司馬遼太郎の代表作の一つ「竜馬がゆく」などの直筆の原稿が初めて見つかり、執筆の過程がわかる貴重な資料として注目されています。 これは大阪・東大阪市にある司馬遼太郎記念館が23日発表しました。それによりますと、見つかったのは司馬が昭和37年以降に新聞に連載した「竜馬がゆく」の最終回を含む5回分と、「坂の上の雲」の初回を含む6回分の直筆原稿合わせて47枚です。 東京の古書店で見つかり、記念館によりますと、「竜馬がゆく」の直筆原稿が見つかるのは初めてだということです。 最終回の原稿では竜馬が死を迎える場面で当初「惜しむように」となっていた表現が「惜しげもなく」と書きかえられていて、司馬が竜馬の最期をより印象的に伝えようと、推こうを重ねていたことがうかがえます。 司馬遼太郎記念館の上村洋行館長は「見つかった原稿は2作品とも特に重要な場面が書かれている。執筆の過程を知ることができる貴重な資料だ」と話しています。 見つかった原稿は来月1日から8月31日まで司馬遼太郎記念館で公開されます。

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