18日投開票したフランス国民議会(下院、 定数577)選の 決選(第2回)投票は、 マクロン大統領率いる新党「共和国前進」 が過半数を確保した。 ただ、 投票率は低く、 政府報道官は19日、 「真の 勝利は5年後になる」 と述べ、 国内政治の 刷新を進める意向を示した。 「共和国前進」 と同党と連携する中道派政党「民主運動(MoD
[パリ 19日 ロイター] – 18日投開票したフランス国民議会(下院、定数577)選の決選(第2回)投票は、マクロン大統領率いる新党「共和国前進」が過半数を確保した。ただ、投票率は低く、政府報道官は19日、「真の勝利は5年後になる」と述べ、国内政治の刷新を進める意向を示した。 「共和国前進」と同党と連携する中道派政党「民主運動(MoDem)」は合わせて350議席を確保した。ただ、投票率は第5共和制発足以降で最低に落ち込んだ。 政府報道官、Christophe Castaner氏は、RTLラジオ番組で、50%以上の人が投票に行かなかったことは成功と言えないと述べ、フランスの政治を変える必要があると指摘。「昨晩の勝利は真の勝利ではなかった。われわれが実際に変革をもたらす5年後が真の勝利になる」と強調した。 「共和国前進」と同党と連携する中道派政党「民主運動(MoDem)」は合わせて350議席を確保した。ただ、投票率は第5共和制発足以降で最低に落ち込んだ。 政府報道官、Christophe Castaner氏は、RTLラジオ番組で、50%以上の人が投票に行かなかったことは成功と言えないと述べ、フランスの政治を変える必要があると指摘。「昨晩の勝利は真の勝利ではなかった。われわれが実際に変革をもたらす5年後が真の勝利になる」と強調した。