２８日の 東京外国為替市場は、 欧米で長期金利が上昇し、 日本との 金利差が拡大するという見方から円を売る動きが強まり、 特にユーロに対して大きく値下…
２８日の東京外国為替市場は、欧米で長期金利が上昇し、日本との金利差が拡大するという見方から円を売る動きが強まり、特にユーロに対して大きく値下がりしました。 午後５時時点の円相場は、２７日と比べて５１銭、円安ドル高の１ドル＝１１２円１４銭から１６銭でした。 ユーロに対しては、２７日と比べて２円７２銭、円安ユーロ高の１ユーロ＝１２７円６０銭から６４銭でした。ユーロが１２７円台となるのは、およそ１年３か月ぶりです。 また、ユーロはドルに対しては１ユーロ＝１．１３７８から７９ドルでした。 市場関係者は「２７日のヨーロッパ中央銀行のドラギ総裁の発言をきっかけに欧米市場で長期金利が上昇し、日本との金利差が拡大することを見込んで、円を売ってユーロやドルを買う動きが強まった。２８日にもドラギ総裁が参加する討論会が予定されていて、どのような発言をするのかに注目が集まっている」と話しています。
