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体内へ総量36万ベクレルか 原子力機構の作業員被ばく事故

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日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」 (茨城県大洗町)の 作業員被ばく事故で、 肺から2万2千ベクレルの 放射性物質プルトニウムが計測された50代の 男性職員について、 機構がこの 計測値を基に、 男性職員が体内に取り込んだ放射性物質の 総量を36万ベクレルと推計したこ…
日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の作業員被ばく事故で、肺から2万2千ベクレルの放射性物質プルトニウムが計測された50代の男性職員について、機構がこの計測値を基に、男性職員が体内に取り込んだ放射性物質の総量を36万ベクレルと推計したことが8日、機構への取材で分かった。 前例のない高レベルの内部被ばくをしており、機構などは、長期的な健康影響につながるかどうか調べる。 機構によると、男性職員は、肺で2万2千ベクレルが測定されていることから、放射性物質は鼻から気管支を経て、血液に入り込み、内臓や骨にも取り込まれた可能性があると推定される。

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