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日本海訓練、抑止力に=北朝鮮の挑発、容認せず-日米防衛相が会談

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【シンガポール時事】 稲田朋美防衛相は3日、 アジア安全保障会議が開催されているシンガポールでマティス米国防長官と会談した。 弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し、 海上自衛隊と米原子力空母2隻が1日から日本海で実施した共同訓練について、 両氏は日米同盟の 抑止力強化
【シンガポール時事】稲田朋美防衛相は3日、アジア安全保障会議が開催されているシンガポールでマティス米国防長官と会談した。弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し、海上自衛隊と米原子力空母2隻が1日から日本海で実施した共同訓練について、両氏は日米同盟の抑止力強化に資するとの考えで一致した。 両氏は、今年に入り9回の弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮について「地域の平和と安定に対する明らかな挑発で断じて容認できない」との認識を共有。稲田氏は米空母の日本海への派遣について「米国による地域の平和と安定への目に見えるコミットメントを高く評価する」と伝えた。 両氏は東・南シナ海情勢についても意見交換し、日米協力を深化させることで合意した。中国を念頭に、力による一方的な現状変更に強く反対するとともに、法の支配に基づく平和的解決の重要性を強調。中国公船の領海侵入が相次ぐ沖縄県・尖閣諸島に、対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条を適用することも改めて確認した。 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題についても協議した。両氏は、辺野古移設が唯一の解決策との立場を再確認し、在日米軍の安定的な駐留を確保するため、引き続き協力していくこととした。 両氏による会談は2月に東京で行って以来2回目。日米は来月中旬にワシントンで、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を開催する予定で、北朝鮮問題などで引き続き緊密に連携していく方針だ。 日米防衛相会談に先立ち、オーストラリアのペイン国防相を交えた日米豪防衛相会談も実施。北朝鮮の核・ミサイル開発に対し、「最も強い表現で再び非難し、非核化に向けた具体的行動を取ることを促す」とした共同声明を発表した。(2017/06/03-19: 37) 関連ニュース
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