【ワシントン共同】 米国の 中央銀行に当たる連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は１４日の 連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で、 主要政策金利を０・ ２５％引き上げることを決めた。 金利水準は８年半ぶりに１％以上となる。 景気拡大に対応するの が狙い。 １回の 利上げにとどまった２０１５、 １…
【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は１４日の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で、主要政策金利を０・２５％引き上げることを決めた。金利水準は８年半ぶりに１％以上となる。景気拡大に対応するのが狙い。１回の利上げにとどまった２０１５、１６年からペースが加速した。リーマン・ショック後に打ち出した金融の量的緩和策で膨らんだ保有資産の縮小に年内に着手することも決め、危機対応策からの完全脱却を目指す。 資産の縮小は利上げと同じく景気を冷やす効果がある。世界最大の経済大国、米国の金融引き締めは国際金融市場に影響を与えそうだ。
