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藤井四段28連勝 子どもに将棋人気広がる

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将棋の 史上最年少棋士、 藤井聡太四段(14)は21日、 大阪市福島区の 関西将棋会館であった第67期王将戦(毎日新聞社、 スポーツニッポン新聞社主催)1次予選で澤田真吾六段(25)に99手で勝ち、 神谷広志八段(56)が1987年に達成した歴代1位の 連勝記録、 28連勝に並んだ。
将棋の史上最年少棋士、藤井聡太四段(14)は21日、大阪市福島区の関西将棋会館であった第67期王将戦(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)1次予選で澤田真吾六段(25)に99手で勝ち、神谷広志八段(56)が1987年に達成した歴代1位の連勝記録、28連勝に並んだ。
藤井四段への注目が高まるにつれ、九州でも子どもを中心に将棋人気が広がっている。
福岡県大野城市の「福岡将棋会館」では今年に入り会員が約30人増え、現在約130人。大半は幼稚園から高校生だ。関口武史館長(36)は「正直言って28連勝に追い付く人が出てくるとは思ってもいなかった」と驚き、「これをきっかけに棋士を目指してくれる子がさらに増えてほしい」と期待を寄せる。
熊本市中央区の日本将棋連盟熊本支部で週末に開かれている子ども将棋教室もこの半年で約40人増え、なお親子連れの見学者が絶えない。益富則充支部長(63)は「年齢が近い中学生が大人を倒すところに引かれているのでは。連勝でますます将棋人気が高まるはず」と話す。
長崎県佐世保市の将棋教室「秀楽」も昨春の約15人から倍増した。指導する松山秀樹さん(67)は「教室も約30年になるが、ここまでの人気は初めて。次も勝ってほしい」と更なる記録更新を願った。【佐野格、中村敦茂】

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