【ワシントン時事】 米紙ニューヨーク・ タイムズ(電子版)は10日、 トランプ大統領の 長男ドナルド・ トランプ・ ジュニア氏がロシア政府と関わりが深いロシア人女性弁護士と昨年の 大統領選前に面会することに同意したの は、 民主党候補だったヒラリー・ クリントン氏に打撃を与える
【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は10日、トランプ大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏がロシア政府と関わりが深いロシア人女性弁護士と昨年の大統領選前に面会することに同意したのは、民主党候補だったヒラリー・クリントン氏に打撃を与える情報を提供すると事前に約束されたからだと報じた。
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タイムズ紙はこの動機について、トランプ陣営がロシアと共謀して選挙に勝とうとしたのかどうかというロシア疑惑の核心に関係すると指摘。「少なくとも陣営の一部に、ロシアの手助けを受けることをいとわない空気があったことを示している」と分析している。 タイムズ紙によると、面会は6月9日、ニューヨークのトランプ・タワーで行われ、ジュニア氏の要請で大統領の娘婿クシュナー氏、当時選対本部議長だったマナフォート氏が同席した。 ジュニア氏はタイムズ紙に、知り合いの要請を受けた面会で、「女性(弁護士)は、ロシアと関係がある人物が民主党に資金提供し、クリントン氏を支援しているという情報があると言ったが、発言はあいまいで意味をなさなかった。会談を実現するための方便だった」と説明している。(2017/07/10-16: 11) 関連ニュース
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