囲碁の 第４２期碁聖戦五番勝負（新聞囲碁連盟主催）の 第３局が２５日、 熊本市で打たれ、 井山裕太碁聖（２８）が挑戦者の 山下敬吾九段（３８）に２０６手までで白番中押し勝ちし、 ３連勝の ストレートで防衛。 ６連覇…
囲碁の第４２期碁聖戦五番勝負（新聞囲碁連盟主催）の第３局が２５日、熊本市で打たれ、井山裕太碁聖（２８）が挑戦者の山下敬吾九段（３８）に２０６手までで白番中押し勝ちし、３連勝のストレートで防衛。６連覇を果たした。
昨年春、史上初の七大タイトル独占を達成した井山は、同年秋の名人戦に敗れ六冠に後退。しかし今回の碁聖防衛で六冠全タイトルの防衛に成功し、４月から続く連勝も１５に伸ばした。
進行中の名人戦リーグも６戦全勝で首位を走っており、２８日に予定されるリーグ戦に勝てば、七冠復帰をかけた高尾紳路名人（４０）への挑戦が決まる。
井山は七冠再挑戦について「昨年名人を失冠した時はここまで来られるとは考えてもみず、自分でも驚いている。せっかくのチャンスなので悔いのないように戦いたい」と話した。
