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劉暁波氏死去1週間 中国当局は追悼の動き抑え込む

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中国の 民主化運動の 象徴的な存在だった作家の 劉暁波氏が亡くなってから20日で1週間となり、 中国ではインターネット上で劉氏の 死を悼むメッセージが…
中国の民主化運動の象徴的な存在だった作家の劉暁波氏が亡くなってから20日で1週間となり、中国ではインターネット上で劉氏の死を悼むメッセージが相次いで削除されるなど、中国当局が追悼の動きを抑え込む姿勢を続けています。 中国共産党の1党支配を批判するなどして有罪判決を受け、服役中にノーベル平和賞を受賞した作家の劉暁波氏が今月13日に肝臓がんで亡くなってから、20日で1週間となります。 中国当局は劉氏を追悼する動きを抑え込む姿勢を続けていて、初七日にあたる19日も、中国版ツイッターのウェイボー上で「中国のために自由と命をささげた犠牲者を忘れない」などと死を悼む書き込みが相次ぎましたが、次々と削除されました。また、追悼を連想させるろうそくの絵文字も使用できなくなっています。 さらに、民主化運動を支持する人たちへの締めつけも強まっていて、19日は、劉氏の複数の友人が警察に妨害されて追悼に出かけられない状況に置かれていると、ツイッター上で明らかにしました。 北京にある劉氏の妻、劉霞さんのアパートの周辺では支持者が集まらないよう警戒しているのか、私服の警察官と見られる複数の男性の姿が夜になっても確認されました。 一方、劉氏を追悼する動きについて、中国外務省の陸慷報道官は19日の記者会見で「決して多くの人が追悼しているわけではない」などと述べ、不快感を示しました。

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