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市川海老蔵さん 親子で歌舞伎座の舞台に

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妻の 小林麻央さんを亡くした歌舞伎俳優の 市川海老蔵さんが4歳の 長男とともに臨む歌舞伎の 公演が3日から始まり、 親子そろっての 「宙乗り」 の 演技に満…
妻の小林麻央さんを亡くした歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが4歳の長男とともに臨む歌舞伎の公演が3日から始まり、親子そろっての「宙乗り」の演技に満員の観客から大きな拍手が贈られました。 市川海老蔵さんは、乳がんの闘病をしていた妻の小林麻央さんを先月22日に亡くしましたが、東京の歌舞伎座で3日から始まった「七月大歌舞伎」に予定どおり出演し、初日の舞台に立ちました。 このうち午後5時前からの夜の部では、江戸時代に初演された作品を現代的な演出を加えて復活させた「駄右衛門花御所異聞」が上演され、海老蔵さんは、一人3役の主役を務めて、次々と役を替えながら力強い立ち回りを見せ、観客を沸かせていました。 また、終盤には、長男の堀越勸玄くん(4)が海老蔵さん演じる神の使いの「白狐」の役で出演し、親子そろって観客席の上を舞って演技する「宙乗り」の見せ場では、満員の観客からこの日一番の拍手と声援が贈られ、勸玄くんも両手を振って応えていました。 公演を見た53歳の女性は、「勸玄ちゃんもとてもかわいらしかったですし、海老蔵さんがこん身の力を込めて舞台をやっていたので、最後までのめり込んで見てしまいました。これからも海老蔵さんの活躍がとても楽しみです」と話していました。 歌舞伎座の「七月大歌舞伎」は、今月27日まで行われ、夜の部の指定席は、すべての日程で完売しているということです。

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