ドイツを訪れている安倍総理大臣は日本時間の 7日夜、 インドの モディ首相と会談し、 弾道ミサイルの 発射などを繰り返す北朝鮮に対する国際社会の 制裁が…
ドイツを訪れている安倍総理大臣は日本時間の7日夜、インドのモディ首相と会談し、弾道ミサイルの発射などを繰り返す北朝鮮に対する国際社会の制裁が実効的なものとなるよう、緊密に連携していくことを確認しました。 この中で、安倍総理大臣は「日本とインドの関係を大きく飛躍させ、インド太平洋地域と世界の平和と繁栄を主導していきたい」と述べたうえで、9月にもインドを訪れて協力を具体化したいという考えを伝えました。 これに対し、モディ首相は「民主主義や法の支配の秩序作りで大きな役割を果たすため、連携をさらに強化していきたい」と応じました。 そして、両首脳は核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮についての情報交換を進め、国際社会の制裁が実効的なものとなるよう、緊密に連携していくことを確認しました。 また、安倍総理大臣が日本の原子力関連技術などを平和利用の目的に限ってインドに輸出できるようにする、日印原子力協定の早期発効への期待を表明したのに対し、モディ首相は日本の取り組みに謝意を示しました。 このあと、安倍総理大臣はトルコのエルドアン大統領とも会談し、「さらなる貿易と投資の拡大に向けて、EPA=経済連携協定や社会保障協定の交渉を進めたい」と述べたのに対し、エルドアン大統領は「日本との協力を重視しており、さらなる両国間の経済関係の発展のためにも、トルコへの日本人観光客を増やしたい」と応じました。