埼玉県川越市立中学で2012年、 2年だった男子生徒(20)が同級生ら3人にいじめや暴行を受け寝たきりになったとして、 市や同級生らに損害賠償を求めた訴訟の 控訴審は10日、 東京高裁(永野厚郎裁判長)で和解が成立した。 被告が連帯し、 解決金約1億9740万円を支払う
埼玉県川越市立中学で2012年、2年だった男子生徒(20)が同級生ら3人にいじめや暴行を受け寝たきりになったとして、市や同級生らに損害賠償を求めた訴訟の控訴審は10日、東京高裁(永野厚郎裁判長)で和解が成立した。被告が連帯し、解決金約1億9740万円を支払うなどの内容。 一審さいたま地裁川越支部は昨年12月、市などに連帯して約1億6000万円の支払いを命じ、双方が控訴していた。 和解を受け記者会見した川合善明市長は「責任の重さを真摯(しんし)に受け止め、いじめや暴力がない社会の実現に、さらなる努力をしていきたい」と述べた。男性の母親は「弁護士と協議を重ね、受け入れることにした」とのコメントを出した。(2017/07/10-19: 29)
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