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37歳内山引退表明 歴代3位、11連続防衛

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世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級前スーパー王者で、 国内男子世界王者で歴代3位となる11連続防衛の 記録を持つ内山高志(37)=ワタナベ=が29日、 東京都内で記者会見し「今まで以上の 強さが出せない」 と現役引退を表明した。
世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級前スーパー王者で、国内男子世界王者で歴代3位となる11連続防衛の記録を持つ内山高志(37)=ワタナベ=が29日、東京都内で記者会見し「今まで以上の強さが出せない」と現役引退を表明した。
内山は昨年4月にジェスレル・コラレス(パナマ)に二回KO負けでプロ初黒星となり、12度目の防衛に失敗。同年12月の再戦でも1-2の判定で敗れ、その後は進退を保留していた。引退の理由について内山は「一番はモチベーションの低下。前みたいに練習で追い込めず、中途半端な気持ちで試合をすることはできないと思った」と語った。
内山は埼玉・花咲徳栄高から拓大、社会人を経て2005年にプロデビューした。強烈な右を武器に「KOダイナマイト」の異名を取り、07年に東洋太平洋スーパーフェザー級王座を獲得して5度防衛。10年にWBA同級王座を奪取し、15年2月には日本人選手初のWBAスーパー王者に昇格した。戦績は27戦24勝(20KO)2敗1分け。【倉沢仁志】

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