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共同の防衛体制で強力な対応 米韓が一致

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文在寅大統領が米軍制服組トップと大統領府で会談 【ソウル米村耕一】 韓国の 文在寅(ムン・ ジェイン)大統領は14日午後、 米軍制服組トップの ダンフォード統合参謀本部議長と大統領府で会談し、 北朝鮮がさらなる挑発行為に打って出た場合、 米韓共同の 防衛体制によって強力な対応をすることで一致した。
【ソウル米村耕一】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日午後、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長と大統領府で会談し、北朝鮮がさらなる挑発行為に打って出た場合、米韓共同の防衛体制によって強力な対応をすることで一致した。
大統領府報道官によると、文氏は北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験による脅威を強調した上で「北朝鮮が挑発をやめ、対話の場に速やかに戻ることを求める」と述べた。これに対し、ダンフォード氏は「米軍は、米政府による外交・経済面での(北朝鮮に対する)圧迫を支援することに優先目標を置いている」と指摘しながらも「こうした努力が失敗した場合に備えて、軍事オプションを準備している」とも強調した。
ダンフォード氏は、これに先立ち宋永武(ソン・ヨンム)国防相、李淳鎮(イ・スンジン)合同参謀本部議長ともそれぞれ会談した。聯合ニュースによると、21日から始まる米韓合同演習「乙支フリーダムガーディアン」について意見交換した。
米韓合同演習については韓国国防省報道官が14日の定例記者会見で「規模の調整は検討されていない」と述べ、例年通りの規模で実施すると述べている。韓国内の一部では合同演習について北朝鮮を刺激しないよう規模を調整するなどの見方が出ていた。

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