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前川前次官、講演で夜間中学の重要性語る 加計にも言及

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前文部科学次官の 前川喜平氏が2日夜、 福島市内で講演し、 自身がボランティアとして携わる夜間中学などについて語った。 「人にはいくつになっても学ぶ権利があり、 学べる手立てが講じられるべきだ」 と語り、 「夜間…
前文部科学次官の前川喜平氏が2日夜、福島市内で講演し、自身がボランティアとして携わる夜間中学などについて語った。「人にはいくつになっても学ぶ権利があり、学べる手立てが講じられるべきだ」と語り、「夜間中学は義務教育の最後のよりどころだ」と訴えた。 前川氏は、福島市内で週1回開かれている自主夜間中学で講師として教えており、この日の講演は、夜間中学を運営する市民団体の有志らが主催した。 前川氏は義務教育を十分に学べなかった人を支えてきた夜間中学の歴史を振り返り、東北と北海道に公立の夜間中学がないことを紹介。「埼玉県川口市や千葉県松戸市、札幌市で公立夜間中学をつくる動きがでている。ぜひ福島市も動き出してほしい」と訴えた。 前川氏は学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る問題にも言及。「どうして加計学園が認められたのかについて不公平、お友達優遇、権力の私物化があるのではないかという問題がある」と改めて指摘した。国会に証人喚問で呼ばれれば出席する考えを示した上で、「話を聞いていないのは(加計学園理事長の)加計(孝太郎)さんと菅(良二)今治市長。2人を呼べば今まで分からなかったことが分かるかもしれない。その2人も証人喚問してほしい」と話した。

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