安倍晋三首相は８日、 福島県を訪問し、 東日本大震災後の 復興状況を確認した。 今村雅弘復興相が自主避難者の 帰還を「自己責任」 と発言した問題については「率直におわびを申し上げたい。 被災地の 皆様に寄り添い、 復
８日午前、福島県富岡町夜の森地区の「桜のトンネル」で花見をする安倍首相（中央）＝共同・代表撮影 安倍晋三首相は８日、福島県を訪問し、東日本大震災後の復興状況を確認した。今村雅弘復興相が自主避難者の帰還を「自己責任」と発言した問題については「率直におわびを申し上げたい。被災地の皆様に寄り添い、復興を進める」と陳謝した。南相馬市で記者団の質問に答えた。視察には今村氏も同行した。 首相は帰還困難区域を除いて避難指示が１日に解除された富岡町で、桜並木で知られる夜の森地区の「復興の集い」に出席。「（避難解除は）本格的な復興に向けた第一歩」と述べた。その上で「桜並木を最後まで歩くのが皆様の願い。復興を一層加速させていきたい」と力を込めた。１月に生乳の出荷を再開した楢葉町の蛭田牧場も訪れ、朝絞ったばかりの牛乳を試飲した。 首相が震災後に福島を訪れるのは16回目。
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