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スー・チー氏、調査受け入れ示唆=ロヒンギャ帰還に前向き-ミャンマー

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【バンコク時事】 ミャンマーの イスラム系少数民族ロヒンギャ迫害をめぐる問題で、 アウン・ サン・ スー・ チー国家顧問は19日、 首都ネピドーで国民向けに演説し、 国際的な調査を受け入れる用意があることを示唆した。 また、 難民の 帰還に向け、 身元確認手続きをすぐにでも開始する
【バンコク時事】ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ迫害をめぐる問題で、アウン・サン・スー・チー国家顧問は19日、首都ネピドーで国民向けに演説し、国際的な調査を受け入れる用意があることを示唆した。また、難民の帰還に向け、身元確認手続きをすぐにでも開始する考えがあると述べた。 演説はテレビ中継され、スー・チー氏は30分間にわたり、英語で語り掛けた。ロヒンギャ迫害への批判を強める国際社会に対し、状況の改善に尽くしている姿勢を強調する狙いがあるとみられる。西部ラカイン州で8月25日、ロヒンギャの武装集団が警察施設などを次々と襲撃したのをきっかけに、治安部隊が掃討作戦を展開後、スー・チー氏の演説は初めて。 ミャンマー政府はロヒンギャを国民と認めておらず、実際に帰還が始まれば、国民の反発を招く恐れもある。 スー・チー氏は「すべての人権侵害を非難する」と述べ、平和と安定の回復に向け、全力を挙げていると力説。「ミャンマーが宗教や民族で分断された国となることを望んでいない。憎しみや恐怖は災難の元だ」と語り、和解を呼び掛けた。(2017/09/19-16:28) 関連ニュース
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