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メキシコの地震 死者217人に 夜を徹して救出活動

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メキシコ中部で日本時間の 20日未明に起きたマグニチュード7.1の 地震では、 倒壊した建物の 下敷きになるなどして、 これまでに217人が死亡しまし…
メキシコ中部で日本時間の20日未明に起きたマグニチュード7.1の地震では、倒壊した建物の下敷きになるなどして、これまでに217人が死亡しました。今も多くの人が崩れた建物の中などに取り残されていると見られることから、現地では、夜を徹して救出活動が続けられています。 現地時間の19日午後1時すぎ(日本時間の20日午前3時すぎ)メキシコの首都メキシコシティーに近い中部プエブラ州を震源とするマグニチュード7.1の地震がありました。震源の深さは51キロと推定されています。 この地震で、非常事態宣言が出されたメキシコシティーでは、少なくとも44の建物が倒壊するなど各地で建物の被害が相次ぎ、現地当局によりますと倒壊した建物の下敷きになるなどして、これまでに少なくとも217人が死亡しました。 地震が起きたのは昼間だったことから崩れた学校やオフィスビルには多くの人がいたと見られ、軍やボランティアの人たちが夜を徹して救出作業に当たっています。 倒壊した学校を視察したメキシコのペニャニエト大統領は、子ども20人以上と大人2人が死亡し、さらに30人以上が建物の下敷きになっているとして、救出に全力尽くすことを明らかにしました。 一方、外務省によりますと、これまでのところ日本人が被害に遭ったという情報は入っていないということです。 メキシコでは、ちょうど32年前の1985年9月19日にも大地震が起きて首都メキシコシティーを中心におよそ1万人が死亡しており、今回の地震の発生の数時間前には、追悼集会や避難訓練が行われていました。

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