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米大統領 演説で北朝鮮非難 中ロの協力が今後の焦点

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アメリカの トランプ大統領は国連総会で初めて演説し、 日本人の 拉致問題にも言及して核・ ミサイル開発を加速させる北朝鮮を強く非難し、 圧力を強めるよ…
アメリカのトランプ大統領は国連総会で初めて演説し、日本人の拉致問題にも言及して核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮を強く非難し、圧力を強めるよう各国に呼びかけました。日韓両国からは評価する声が出ていて、今後、中国やロシアから十分な協力を得られるかが焦点となります。 トランプ大統領は19日、国連総会で初めて演説し、拉致被害者の横田めぐみさんにも言及して北朝鮮を批判しました。さらに核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮を強く非難し、「アメリカと同盟国を守らざるをえない場合、北朝鮮を完全に壊滅するほか選択肢はなくなる」と述べて、警告しました。 そして北朝鮮への圧力を一層強めるよう各国に呼びかけました。これについて日本や韓国からは「アメリカがこの問題をどれほど深刻に捉えているかを示したものだ」などと評価する声が出ています。 一方で、北朝鮮の国連大使は、トランプ大統領の演説の直前に会場から退席し、抗議の意思を示したものと見られ、今後、北朝鮮が強く反発することは避けられない見通しです。 このため、北朝鮮と結びつきが強い中国やロシアから十分な協力を得て包囲網を築けるかが焦点となります。 また、演説でトランプ大統領は「私は、あなたたちが自分の国を第一に考えるのと同じように常にアメリカを第一に考える」と述べ、アメリカの国益を最優先に置きながら国際社会と関わっていく姿勢を示していて、国際協調を重視する国々から懸念の声が出ることも予想されます。

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