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東証14時 下げ幅広げる 経済指標発表前に買い控え

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27日午後中ごろの 東京株式市場で日経平均株価は午前中につけた同日の 安値を下回った。 前週末比110円程度安い2万2400円台前半で推移している。 今週は米中で主要経済指標の 公表を控える。 世界景気の 先行き
27日午後中ごろの東京株式市場で日経平均株価は午前中につけた同日の安値を下回った。前週末比110円程度安い2万2400円台前半で推移している。今週は米中で主要経済指標の公表を控える。世界景気の先行きへの不安がくすぶるなか、ひとまず利益を確定したい投資家の売りが出た。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も前週末終値を下回っている。 28日には11月の米消費者信頼感指数、30日には11月の中国製造業購買担当者景気指数が発表になる。中国では上海株価指数が下落し、景気の先行きへの警戒感が出ている。投資家の買い意欲は盛り上がりにくい。外国為替市場で円相場が1ドル=111円台前半で推移し、円の強含みを警戒した売りも強まった。 一方、日経ジャスダック指数や東証マザーズ指数は上昇している。「日経平均が伸び悩むなか、個人投資家を中心に値動きのいい銘柄に関心が集まっている。12月は新規公開銘柄が多く、新興市場が注目されやすい」(楽天証券の土信田雅之氏)。マザーズ市場の売買代金は13時30分時点で1000億円を超えた。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6993億円、売買高は10億1578万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1126、値上がりは820、変わらずは92だった。後場寄り時点からは値下がり銘柄がやや増えた。 信越化 が下落し、 菱地所 など不動産株が軟調。東証が改善報告書の提出を求めている 富士フイルム も下げ幅を広げている。非鉄需要の減少が警戒され、 三井金 や 住友鉱 が安い。半面、ハイブリッド車(HV)など車の電装化技術の説明会を開いた トヨタ はしっかり。家庭用ゲーム機の販売が堅調との期待が高い 任天堂 は引き続き高い。 Jパワー は一段高となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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