強い冬型の 気圧配置の 影響で、 北日本の 日本海側では雪を伴って風が非常に強く吹く荒れた天気となっています。 北日本を中心に１３日も荒れた天気が続く…
強い冬型の気圧配置の影響で、北日本の日本海側では雪を伴って風が非常に強く吹く荒れた天気となっています。北日本を中心に１３日も荒れた天気が続く見込みで、気象庁は、暴風雪や高波に警戒するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、上空に寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置が続いている影響で、北日本の日本海側を中心に雪を伴って風が非常に強く吹く荒れた天気となっています。 秋田県八峰町では、午前３時１５分ごろに２３．８メートル、山形県酒田市で、午前４時４５分ごろに１９．８メートルの最大瞬間風速を観測しました。 北日本や北陸では、この２４時間に山沿いの多いところで４０センチから６０センチの雪が降り、所によって平地でも雪が積もっています。１３日午前５時の積雪は、新潟県十日町市で７４センチ、福島県会津若松市で４９センチ、北海道函館市で３７センチなど、各地で平年を上回り、この時期としては雪の量がかなり多くなっています。 北日本では、１３日昼すぎにかけて海上を中心に雪を伴った非常に強い風が吹く見込みで、最大風速は、北海道で２５メートル、東北と新潟県で１８メートル、最大瞬間風速は３０メートルから３５メートルに達すると予想されています。 また波の高さは、北海道と東北、新潟県で６メートルと大しけになる見込みです。 北日本の日本海側や北陸では、山沿いを中心に１４日にかけて大雪になるところがある見込みで、１４日朝までに降る雪の量はいずれも多いところで、新潟県で６０センチ、北海道と東北、北陸で５０センチ、東海と近畿で４０センチと予想されています。 気象庁は、暴風雪や高波に警戒するとともに、交通への影響や雪崩にも十分注意するよう呼びかけています。
