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広島・長崎の被爆者ら ノーベル平和賞のICANと交流

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国際NGOの ICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンへの ノーベル平和賞の 授賞式が行われるノルウェーで9日、 広島、 長崎の 被爆者らがICANの メンバ…
国際NGOのICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンへのノーベル平和賞の授賞式が行われるノルウェーで9日、広島、長崎の被爆者らがICANのメンバーと交流し、核兵器廃絶に向けた今後の取り組みについて意見を交わしました。 核兵器禁止条約の採択に貢献した国際NGO、ICANへのノーベル平和賞の授賞式は、10日、ノルウェーのオスロで行われ、日本からは式典に出席する日本被団協の役員2人のほか、広島、長崎の被爆者20人が現地入りしています。 9日、被爆者らがICANに参加する現地のNGOと交流し、はじめに広島の被爆者の佐久間邦彦さんが自身の被爆体験を証言しました。続いて、参加者たちは被爆による遺伝的な影響や、核兵器廃絶に向けた今後の取り組みなどについて意見を交わしました。このあと被爆者たちは市内の大学の施設に移動し、広島市の松井市長や長崎市の田上市長とともに被爆した樹木の種の寄贈式に参加しました。 広島県被団協の箕牧智之副理事長は「核兵器を廃絶しなければならないことを世界に訴えるチャンスなので、私たちもさらに力を合わせていきたい」と話していました。 また、日本被団協の田中※テル巳代表委員は「被爆者の長年の訴えにもかかわらず、核兵器廃絶は実現していない。各国のNGOなど市民社会と連携し核保有国への働きかけを続けていきたい」と話していました。 ※「テル」は「煕」の「臣」の中央部が「口」

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