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東証大引け 続伸、2年ぶり薄商いのなか高値更新

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25日の 東京株式市場で日経平均株価は続伸した。 前週末比36円42銭(0.16%)高の 2万2939円18銭で終えた。 11日以来、 2週間ぶりに年初来高値を更新した。 1992年1月9日以来およそ26年ぶり
年初来高値を更新し、2万2939円台で終えた日経平均株価(25日午後、東京都中央区) 25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。前週末比36円42銭(0.16%)高の2万2939円18銭で終えた。11日以来、2週間ぶりに年初来高値を更新した。1992年1月9日以来およそ26年ぶりの高値となる。薄商いの中で、午前の株安を受けて 日銀 が上場投資信託(ETF)を買い入れるとの観測が広がり相場を押し上げた。もっとも心理的な節目の2万3000円が接近し、国内投資家から持ち高調整の売りも出て上値は重かった。25日はアジアや欧米で多くの株式市場が休場となり、海外投資家の取引が減った。東証1部の売買代金は概算で1兆5458億円と、2015年12月28日以来、約2年ぶりの低水準だった。 取引前半は売りが優勢だった。前週末の欧米株安が心理的な重荷になったうえ、高値警戒感を背景とした持ち高調整売りが先行した。ただ午後に日銀がETF買いに動くとの観測が出ると、一時は2万2900円台半ばまで上昇した。市場では「薄商いだったため、日銀のETF買いの影響を受けやすかった」(国内証券ストラテジスト)との声が出ていた。 JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前週末比32.89ポイント(0.20%)高の1万6226.96だった。東証株価指数(TOPIX)は4日続伸し、2.85ポイント(0.16%)高の1831.93で終えた。 東証1部の売買高は10億5644万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は889と、全体の約4割を占めた。値下がりは1073、変わらずは102だった。 ファナック や 安川電 、 ダイキン が上昇した。 東海カ や 昭電工 、 資生堂 の上げも目立った。一方、証券会社の投資判断の引き下げがあった郵船が大幅に下げた。 三井住友FG や 千葉銀 、 静岡銀 などの銀行株の下げ幅も大きかった。 東証2部株価指数は反発した。 東芝 と 朝日インテク が上げ、 ラオックス と DACHD は下げた。東証2部にきょう新規上場した 要興業 は公募・売り出し価格(公開価格、750円)を27%上回る950円で初値を付けた。終値は初値比1%高の960円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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