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米が朝鮮労働党高官を制裁対象 ミサイル開発で中心的役割

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アメリカ政府は、 北朝鮮の 弾道ミサイル開発で中心的な役割を担う朝鮮労働党の 高官らを制裁の 対象に追加したと発表し、 核・ ミサイル開発を進める北朝鮮…
アメリカ政府は、北朝鮮の弾道ミサイル開発で中心的な役割を担う朝鮮労働党の高官らを制裁の対象に追加したと発表し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対して、圧力をさらに強める姿勢を示しています。 アメリカ財務省は26日、北朝鮮の朝鮮労働党で核・ミサイル開発を担う軍需工業部のキム・ジョンシク副部長と、リ・ビョンチョル第1副部長をアメリカ国内の資産を凍結するなどの制裁の対象に追加すると発表しました。 この2人は北朝鮮の弾道ミサイル開発で中心的な役割を担っているとされ、発表によりますと、キム副部長は弾道ミサイルの燃料を液体燃料から発射の兆候がつかみにくくなるとされる固体燃料への転換作業などを担当し、リ第1副部長はICBM=大陸間弾道ミサイルの開発に関わっているとしています。 この2人に関しては、北朝鮮の先月の弾道ミサイルの発射を受けて、国連の安全保障理事会が今月22日に新たに採択した制裁決議で、資産の凍結などの対象に含まれていました。 今回の発表は、これをアメリカ政府としても速やかに実行に移した形で、トランプ政権としては核・ミサイル開発を進める北朝鮮への圧力をさらに強める姿勢を示すとともに、各国に対しても制裁の着実な履行を促す狙いがあると見られます。

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