【ブリュッセル時事】 欧州連合（ＥＵ）は１５日、 ブリュッセルで首脳会議を開き、 英国の 離脱交渉について、 通商など将来の 関係に関する「第２段階」 に入るための 指針を採択した。 ＥＵと英国は２０１８年１月にも、 まず離脱後の 激変緩和に向けた移行期間に関する協議を始める。 v
【ブリュッセル時事】欧州連合（ＥＵ）は１５日、ブリュッセルで首脳会議を開き、英国の離脱交渉について、通商など将来の関係に関する「第２段階」に入るための指針を採択した。 ＥＵと英国は２０１８年１月にも、まず離脱後の激変緩和に向けた移行期間に関する協議を始める。
離脱通告から約９カ月を経て、交渉はようやく最初のヤマ場を越えた。ただ、英国が求めてきた通商協議をめぐっては双方の隔たりが大きく、難航が予想される。 トゥスクＥＵ大統領は記者会見で「将来の関係についてＥＵ２７カ国による準備作業を始める時だ」と指摘。これに対し、メイ英首相はツイッターで「円滑で秩序だった離脱と、深く特別な将来の協調関係の構築に向けた重要な一歩だ」と歓迎した。メイ氏は前日の会議で英国の対応を説明し、各国首脳らは拍手で応じていた。（2017/12/15-23:58）
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