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鳥取県警が再聴取 ラウンジ実況見分も検討

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羽田発の 全日空便で鳥取空港に到着、 県警本部へ 大相撲の 元横綱・ 日馬富士(33)が秋巡業中、 貴ノ岩関(27)に暴行した問題で、 鳥取県警は2日、 鳥取市の 県警本部で元横綱の 再聴取を始めた。 現場となったラウンジでの 実況見分も検討しており、 当時の 状況を詳しく聴く。 県警は元横綱を今月上旬にも傷害容疑で書類送検する方針。
大相撲の元横綱・日馬富士(33)が秋巡業中、貴ノ岩関(27)に暴行した問題で、鳥取県警は2日、鳥取市の県警本部で元横綱の再聴取を始めた。現場となったラウンジでの実況見分も検討しており、当時の状況を詳しく聴く。県警は元横綱を今月上旬にも傷害容疑で書類送検する方針。
元横綱は2日午前8時15分ごろ、羽田発の全日空便で鳥取空港に到着。報道陣に現在の心境を問われたが応じることなく、県警の用意した黒いワゴン車に無言のまま乗り込んだ。その後、県警本部に入り、事情聴取に応じた。
捜査関係者によると、元横綱は10月25日夜~26日未明、鳥取市内のラウンジであった酒席の2次会で貴ノ岩関の態度に激高し、殴打したとされる。11月17日に東京・両国国技館であった県警の任意の事情聴取で、貴ノ岩関の頭部を素手やカラオケのリモコンで殴ったことを認めていた。
県警は現場に同席していた白鵬関や鶴竜関、照ノ富士関らにも参考人として話を聴いており、元横綱が県警に説明した暴行の状況とほぼ一致。元横綱が改めて任意の聴取に応じたことから、書類送検に向けて細部を確認することにした。貴ノ岩関側の処分感情を鑑み、書類送検に向けた詰めの作業を急ぐ。
元横綱は問題の責任を取り、11月29日に引退。その日の記者会見で、貴ノ岩関の礼節や礼儀を直すため暴行に及んだと釈明していた。【園部仁史、李英浩、小野まなみ】

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