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「初心忘れず」羽生永世7冠が竜王就位式

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ランキング戦各組の 優勝者表彰、 6組の 藤井聡太四段も 渡辺明前竜王(33)を破って永世竜王の 資格を獲得し、 永世7冠となって国民栄誉賞の 受賞が決まった羽生善治竜王(47)の 第30期竜王就位式が16日、 東京都渋谷区の ホテルで開かれた。 羽生竜王は「棋士を志した時、 初めてタイトルを取った時、 今日の ような節目の 時を忘れずに『初心忘れるべからず』の 気持ちで進んでいきたい」 と謝辞を述べた。
渡辺明前竜王(33)を破って永世竜王の資格を獲得し、永世7冠となって国民栄誉賞の受賞が決まった羽生善治竜王(47)の第30期竜王就位式が16日、東京都渋谷区のホテルで開かれた。羽生竜王は「棋士を志した時、初めてタイトルを取った時、今日のような節目の時を忘れずに『初心忘れるべからず』の気持ちで進んでいきたい」と謝辞を述べた。
式ではランキング戦各組の優勝者も表彰を受けた。6組で優勝し、決勝トーナメントに進んで29連勝を達成した藤井聡太四段(15)も表彰され、式に先立って羽生竜王と藤井四段の記者会見が開かれた。
藤井四段は14日、朝日杯将棋オープン戦準々決勝で佐藤天彦名人(30)を破り、2月17日に同棋戦準決勝で羽生竜王と対戦する。羽生竜王は「対戦がこんなに早く実現したので驚いている。多くの人に楽しんでもらえる対局にしたい」、藤井四段は「佐藤名人に勝つことができて、羽生竜王への対局の機会ができうれしい。形勢判断の甘さなど自分の課題が見えてきたので、克服したい」と語った。
また、羽生竜王は藤井四段について「1年ほど前に非公式戦で対戦したときは未知の相手だったが、その後棋譜を見てスタイルみたいなものは少しずつ見えてきた。どんな状況でも自分の力を発揮できるようになったようだ」とたたえ、藤井四段は「私が将棋を始める前から活躍されてきた羽生竜王の将棋は懐が深く、自分にはないものがあるので少しでも近づきたい」と意気込みを語った。【山村英樹】

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