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ジャカルタの証券取引所ビルで崩落、75人が重軽傷

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インドネシアの 首都ジャカルタで15日午前正午(日本時間同日午後2時)ごろ、 ジャカルタ証券取引所ビルの 中2階が崩落した。 警察によると少なくとも75人が下敷きになるなどして重軽傷を負った。 原因は不明。 警…
インドネシアの首都ジャカルタで15日午前正午(日本時間同日午後2時)ごろ、ジャカルタ証券取引所ビルの中2階が崩落した。警察によると少なくとも75人が下敷きになるなどして重軽傷を負った。原因は不明。警察はテロの可能性を否定している。
警察や、当時の監視カメラ映像を確認したビルの管理担当者によると、崩落したのは中2階の廊下状の部分。1階ロビーを上から眺めるように壁沿いに設置されており、幅が約3メートル、1階からの高さは約5メートルある。何らかの原因で崩壊したとみられ、爆破テロの可能性はないという。
発生当時は、スマトラ島南部から見学に来ていた大学生約70人が中2階を集団で歩いており、学生らの重みが原因だった可能性も出ている。
同ビルはジャカルタ中心部の目抜き通り「スディルマン通り」に面し、1990年代後半に完成。30階超のタワー2棟からなる。今回の事故が起きた第2タワーには証券取引所は入っておらず、この日の取引は通常通りだったという。
第2タワー1階の受付担当、シンティア・クスマワルダニさん(23)は「たまたま昼の休憩で別の場所にいた。友人の電話で事故を知り、テロかもと思い、怖かった。中2階に変わった点は感じていなかったので驚いた」と取材に話した。(ジャカルタ=古谷祐伸)

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