[東京 31日 ロイター] — 前場の 東京株式市場で、 日経平均株価は前営業日比24円75銭安の 2万3267円22銭となり、 小幅に6日続落した。 30日の 米国株が大幅安となった流れを引き継ぎ、 売りが先行
[東京 31日 ロイター] — 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比24円75銭安の2万3267円22銭となり、小幅に6日続落した。30日の米国株が大幅安となった流れを引き継ぎ、売りが先行したものの、日本株は前日大幅安の後でもあり、下値では買い戻しや値ごろ感による買いが入った。日銀が中期ゾーンの国債買い入れオペ増額を通告すると、外為市場でドルが一時109円台まで円安に振れ、日経平均も前日比30円近く上昇したが、買いは続かなかった。米国のイベント前で前引けにかけては様子見姿勢が広がった。
TOPIXは前日比0.16%安で午前の取引を終了。午前中の東証1部売買代金は1兆4946億円だった。業種別では、その他金融、鉄鋼、不動産などの下げが目立った。値上がり率上位はその他製品、水産・農林、食料品など。市場では「米長期金利は3%を超えなければ実体経済への影響も考えにくい。利益確定売りの格好の材料にされた。月末で日本株にもファンド勢のポジション調整売りなどが出て上値を圧迫している」(岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。
東証1部の騰落数は、値上がり1053銘柄に対し、値下がりが921銘柄、変わらずが89銘柄だった。 NOJPTPM NOJPZTM NOJPBSM