10日の 東京外国為替市場で円相場は続伸した。 17時時点は1ドル=111円93~95銭と、 前日9日の 同時点に比べ81銭の 円高・ ドル安だった。 欧州勢の 取引が活発化する16時30分すぎに111円76銭近辺
10日の東京外国為替市場で円相場は続伸した。17時時点は1ドル=111円93~95銭と、前日9日の同時点に比べ81銭の円高・ドル安だった。欧州勢の取引が活発化する16時30分すぎに111円76銭近辺と12月1日以来、およそ1カ月ぶりの高値を付けた。 日銀 が9日に国債買い入れ額を減額したことを円買い材料として蒸し返す動きが広がった。国内の長期金利が上昇し、円買いを後押しした。 9~17時の円の高値は1ドル=112円78銭近辺で、値幅は1円2銭程度と大きかった。 円は対ユーロでは大幅に続伸した。17時時点は1ユーロ=133円58~61銭と、前日17時時点に比べ1円15銭の円高・ユーロ安だった。対ドルの円高につれ、対ユーロでも円高が進んだ。 ユーロは対ドルで続落した。17時時点は1ユーロ=1.1932~36ドルと同0.018ドルのユーロ安・ドル高だった。対円のユーロ安進行ペースが速く、ユーロ売り・ドル買いに波及した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕