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米 駐韓大使の人事案撤回 北朝鮮政策めぐる意見不一致か

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アメリカの 有力紙ワシントン・ ポストは、 トランプ政権が同盟国の 韓国に派遣する大使の 人事案を撤回し、 その 背景に北朝鮮政策をめぐる意見の 不一致があ…
アメリカの有力紙ワシントン・ポストは、トランプ政権が同盟国の韓国に派遣する大使の人事案を撤回し、その背景に北朝鮮政策をめぐる意見の不一致があったとの見方を伝えています。 アメリカの有力紙ワシントン・ポストやロイター通信は30日、トランプ政権が韓国に駐在する大使として指名する意向を固めていた、北朝鮮問題の専門家でブッシュ政権でホワイトハウスのアジア部長などを務めたビクター・チャ氏について、その人事案を撤回したと伝えました。 ワシントン・ポストは関係者の話として、チャ氏が先月、トランプ政権の国家安全保障会議の当局者と面談した際、北朝鮮への限定的な攻撃に懸念を示したとし、北朝鮮政策をめぐる意見の不一致があったとの見方を伝えています。 アメリカの一部メディアはこれまで、トランプ政権が北朝鮮による挑発行為に対して警告を発するため限定的な攻撃が可能かどうか検討していると伝え、専門家の間では実行されれば全面的な軍事衝突に発展するおそれがあるとの指摘も出ています。 ホワイトハウスはNHKの取材に対して、チャ氏の人事案を撤回したことを認めましたが、理由については明らかにしていません。 北朝鮮の核・ミサイル開発問題への対応を進めるトランプ政権にとって、韓国に駐在する大使は重要なポストで、その人事に改めて注目が集まりそうです。

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