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“タカ派” ボルトン氏の補佐官起用 野党民主党「危険だ」

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アメリカの トランプ大統領は安全保障担当の マクマスター大統領補佐官を交代させ、 後任に保守強硬派の ボルトン元国連大使を起用す…
アメリカのトランプ大統領は安全保障担当のマクマスター大統領補佐官を交代させ、後任に保守強硬派のボルトン元国連大使を起用すると発表しました。北朝鮮やイランに厳しく軍事力の行使もいとわない姿勢を示してきたボルトン氏の起用に、野党・民主党からは「危険だ」などと懸念の声が相次いでいます。 トランプ大統領は22日、安全保障担当のマクマスター大統領補佐官を交代させ、後任にボルトン元国連大使を起用すると発表しました。 2001年からブッシュ政権で国務次官や国連大使を務めたボルトン氏は当時、政権をイラク戦争へと導いたいわゆるネオコンの一人と言われた保守強硬派です。 最近も、前のオバマ政権が結んだイランの核合意からの離脱を訴えたほか、北朝鮮に対する先制攻撃も辞さない主張を展開するなど、北朝鮮やイランに厳しい姿勢を示してきました。 ボルトン氏の起用に保守派の間では歓迎の声がある一方、野党・民主党からは「軍事力の行使に熱心な人物で危険だ」などと懸念する声が相次いでいます。 トランプ大統領は今月、外交方針をめぐって意見の違いがあったティラーソン国務長官を解任し、後任に強硬派のCIA=中央情報局のポンペイオ長官を指名しています。 一連の人事の刷新で、トランプ政権の外交・安全保障政策チームのタカ派色が強まっていて、北朝鮮やイランの核問題などに対する大統領の決断にどのような影響を及ぼすのか注目されます。

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