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安倍首相、低姿勢で答弁 自民は財務省を追及 集中審議

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安倍内閣の 支持率急落が伝えられるなか、 財務省の 公文書改ざん問題をめぐる参院予算委の 集中審議が19日、 始まった。 首相は、 財務省は、 何を語るの か。 真実は明らかになるの か。 多くの 国民が、 ヤジ交じりの 激しい…
安倍内閣の支持率急落が伝えられるなか、財務省の公文書改ざん問題をめぐる参院予算委の集中審議が19日、始まった。首相は、財務省は、何を語るのか。真実は明らかになるのか。多くの国民が、ヤジ交じりの激しい質疑を見守った。
参院予算委員会の集中審議は午前9時過ぎに始まった。冒頭、自民党の青山繁晴議員が「偽造公文書を平然と国会に出してきた」と財務省に厳しく指摘。同省の太田充理財局長は「国会がすごく大事なものだと思っているということは、ご理解をちょうだいしたい」と釈明した。
その後も公文書の改ざんについて財務省の責任を追及する質問が続き、太田局長は何度も深くうなずいたり、頭を下げたりした。
一方で、自民議員が削除された内容自体には問題がない、といった見解を示すと、野党からは「なぜ削除したのか聞け」「アリバイづくりの質問だ」などのヤジが飛んだ。
週末に内閣支持率の急落を報道各社が相次いで報じたことを受け、安倍晋三首相は「行政の長として、責任を痛感している。国民の皆さまから厳しい目が向けられていることを真摯(しんし)に受け止める」と述べ、神妙な面持ちで陳謝した。
午前10時20分過ぎに野党の質疑が始まると、委員会室は騒然とする場面が相次いだ。
民進党の難波奨二議員が「憲政史上、類のない事件だ。立法府に対して虚偽答弁をするのは前代未聞、空前絶後」と語気を強めると、委員会室から拍手がわいた。
安倍首相は終始、低姿勢で答弁を続けた。「なぜ公文書が改ざんされたのか、国有地の値引きは適正だったのか。この2点が明らかにならないと解決にならない」との質問に対しては、「財務省理財局が答弁すべき」とかわした。
一方で安倍首相は「(妻の)昭恵は土地取引に関与していない」などと強調。すると委員会席からは、「証人喚問が必要だ」などのヤジが大きく響き、民進党の難波議員は「削除された部分に、政治家と同列で名前があった。間接的な関与があったことは明らかだ」と追及した。
■傍聴席…

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