２６日午後４時４０分ごろ、 岐阜県大垣市上石津町乙坂の 名神高速道路上り線で、 渋滞で止まっていた観光バスに大型トラックが追突。 観光バスは弾みで前方の 大型トラックに衝突した。 最初に追突したトラック運転手の 男性＝５０代で群馬県在住＝が死亡したほか、 観光バスの 乗員・ 乗客３８人も首や顔などを打って病院に搬送さ
２６日午後４時４０分ごろ、岐阜県大垣市上石津町乙坂の名神高速道路上り線で、渋滞で止まっていた観光バスに大型トラックが追突。観光バスは弾みで前方の大型トラックに衝突した。最初に追突したトラック運転手の男性＝５０代で群馬県在住＝が死亡したほか、観光バスの乗員・乗客３８人も首や顔などを打って病院に搬送されたが、命に別条はないという。
岐阜県警によると、同運転手の死因は追突に伴う大動脈離断という。バスに衝突されたトラック運転手の男性（５８）＝滋賀県在住＝にけがはなかった。バスの乗客３６人の中には子どもを含む約１０人の未成年者が含まれているという。県警高速隊が事故原因を調べている。
同バスを運行していた鯱（しゃち）バス（名古屋市南区）によると、このバスは愛知県愛西市の企業の社員や家族が貸し切り、２５日から１泊２日の日程で石川県七尾市の和倉温泉へ慰安旅行に出掛け、事故当時は愛西市に戻る途中だった。
現場は片側２車線の直線道路で渋滞中だった。この事故の影響で名神高速上り線の関ケ原インターチェンジ（ＩＣ）－養老ジャンクション（ＪＣＴ）が一時通行止めになった。【沼田亮】
