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首相 海洋での法の支配など徹底を働きかけ続ける

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広島県の 海上保安大学校の 卒業式に出席した安倍総理大臣は、 北朝鮮の 漁船による違法操業や沖縄県の 尖閣諸島沖での 中国公船の 領海…
広島県の海上保安大学校の卒業式に出席した安倍総理大臣は、北朝鮮の漁船による違法操業や沖縄県の尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入などに触れたうえで、海洋での法の支配や航行の自由の徹底を図るため、各国に働きかけを続ける考えを強調しました。 広島県呉市にある海上保安庁の幹部職員の養成機関、海上保安大学校では、ことし、女性5人を含む42人が卒業を迎え、安倍総理大臣はことしが海上保安庁の発足70周年にあたるのを踏まえ、総理大臣就任後、初めて式典に出席して祝辞を述べました。 この中で、安倍総理大臣は北朝鮮の漁船による違法操業や沖縄県の尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入に海上保安庁が対応した事例などに触れたうえで、「現在、わが国の海域を取り巻く環境は、海上保安庁の歴史で類を見ない厳しさを見せている」と述べました。 そのうえで「就任以来、『争いごとが生じた際には力の行使や威嚇に頼らず、平和的解決を図るべきだ』と国際社会に訴えてきた。日本がリーダーシップを発揮して考えを共有し、広めていく必要がある」と述べ、海洋での法の支配や航行の自由の徹底を図るため、各国に働きかけを続ける考えを強調しました。

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