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ドル106円前半、日本の新年度は静かな始まり

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午後3時の ドル/円は、 前週末東京市場午後5時時点に比べ、 ややドル高/円安の 106円前半。 きょうはイースターマンデーと呼ばれる復活祭の 休暇で、 アジアと欧州の 主要市場が休場となっている。 午前は新年度入りの 国内企業の 取引で少し上下に振れたが、 午後は動意が乏しくなった。 きょうはオーストラリア、 ニュージーランド、 香港、 ドイツ、 フランス、 英国が休場。 ドルは早朝の 取引期初の フローとみられる本邦勢の 買いが流入し106.41円まで強含んだ後、 日経平均の さえない展開を横目に106.19円に下落した。 結局、 この 両水準が今日の 高値と安値となり、 午後は米国市場の 開始を待ちながら106.30円台を中心に小動きとなった。 米国では3月ISM製造業景気指数が発表される予定。 朝方発表された3月調査日銀短観によると、 大企業製造業・ 業況判断DIはプラス24と、 ロイター予測の プラス25を下回り、 8四半期ぶりの 悪化。 外為市場で注目されていた2018年度の 大企業・ 製造業の 想定為替レートは1ドル109.66円だった。 日銀短観の 想定レートについて、 実勢レートは3円程度の 円高水準となっており、 「円高の 進行に業績の 見通しがついてきていない。 再び105円を割るような動きになれば、 株価の 下落が大きくなるかもしれない」 (国内証券)との 声が出ていた。 一方、 短観で示される想定レートは、 本当の 意味で「想定」 を表しておらず、 この 数字に市場は大騒ぎする必要はないとの 見方も出ていた。 「単に回答日の ドル/円レートを記入している企業も多いとみられ、 それが現実の レートと乖離(かいり)しても、 さほど意味はないように思える」 (第一生命経済研究所の 主任エコノミスト、
[東京 2日 ロイター] – 午後3時のドル/円は、前週末東京市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の106円前半。きょうはイースターマンデーと呼ばれる復活祭の休暇で、アジアと欧州の主要市場が休場となっている。午前は新年度入りの国内企業の取引で少し上下に振れたが、午後は動意が乏しくなった。
きょうはオーストラリア、ニュージーランド、香港、ドイツ、フランス、英国が休場。
ドルは早朝の取引期初のフローとみられる本邦勢の買いが流入し106.41円まで強含んだ後、日経平均のさえない展開を横目に106.19円に下落した。結局、この両水準が今日の高値と安値となり、午後は米国市場の開始を待ちながら106.30円台を中心に小動きとなった。
米国では3月ISM製造業景気指数が発表される予定。
朝方発表された3月調査日銀短観によると、大企業製造業・業況判断DIはプラス24と、ロイター予測のプラス25を下回り、8四半期ぶりの悪化。外為市場で注目されていた2018年度の大企業・製造業の想定為替レートは1ドル109.66円だった。
日銀短観の想定レートについて、実勢レートは3円程度の円高水準となっており、「円高の進行に業績の見通しがついてきていない。再び105円を割るような動きになれば、株価の下落が大きくなるかもしれない」(国内証券)との声が出ていた。
一方、短観で示される想定レートは、本当の意味で「想定」を表しておらず、この数字に市場は大騒ぎする必要はないとの見方も出ていた。「単に回答日のドル/円レートを記入している企業も多いとみられ、それが現実のレートと乖離(かいり)しても、さほど意味はないように思える」(第一生命経済研究所の主任エコノミスト、藤代宏一氏)との声があった。
ドル/円 JPY= ユーロ/ドル EUR= ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在 106.30/32 1.2315/19 130.93/97
午前9時現在 106.31/33 1.2311/15 130.91/95
前週末東京午後5時 106.18/19 1.2322/23 130.84/88

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