日本代表の 監督を電撃解任されたバヒド・ ハリルホジッチ氏（６５）が２１日、 羽田空港着の 航空機で再来日した。 Ｗ杯ロシア大会が２カ月後に迫る中、 ７日にパリで日本協…
日本代表の監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏（６５）が２１日、羽田空港着の航空機で再来日した。
Ｗ杯ロシア大会が２カ月後に迫る中、７日にパリで日本協会の田嶋幸三会長（６０）に「選手とのコミュニケーション不足」などを理由に契約解除を通告されて以来、公の場に姿を見せるのは初。１００人超の報道陣やファンの呼びかけに手を挙げて応えたが、表情は硬かった。
「いつも日本に来るときは喜びを持っていたが、今回は特別なものになった」
精気に満ちたかつての姿はなく、消え入りそうな声で語り始めた。専属通訳を３年間務めた樋渡群氏が感極まって涙を流すと、ハリルホジッチ氏ももらい泣き。一度は外したサングラスをかけ直して天を仰いだ。
「何が起きているのか理解ができていない。真実を探しに来た」と前を向きなおし、「私は追いやられ、ゴミ箱に捨てられたようなもの。誇りを傷つけたものとは闘わないといけない」と日本協会に対する心情を吐露。２７日に東京都内で「反論会見」を行う。 （浅井武）
ハリルホジッチ氏の再来日について前技術委員長の日本代表・西野新監督 「状況がよく分からない。（会う）予定はまったくない。（Ｗ杯まで）猶予がないので、集中して自分の仕事をやるだけ」
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