日本政府の 反応は:南北首脳会談に対して、 日本政府はどの ような姿勢で臨むの か。 …
南北首脳会談に対して、日本政府はどのような姿勢で臨むのか。 政府関係者は、「どんなサプライズがあっても、びっくりしないことに尽きる」と語っていて、会談の行方を冷静に見極める考えを示している。 菅官房長官は、南北首脳が対面したのを受けて、27日午前、「わが国として、拉致・核・ミサイルの包括的な解決に向けた前向きな議論が行われることを期待したい」と述べた。 今回、日本政府が注視しているのは、まず、北朝鮮が非核化について、どの程度踏み込んだ言及をするかどうかだが、政府関係者は、「非核化は、米朝首脳会談で話し合うテーマだ。大して踏み込まないだろう」と語っている。 また、「対話の途中で、圧力を弱めることはない」とも語っていて、南北の首脳が融和的な内容で合意したとしても、最大限の圧力を維持し、非核化に向けた北朝鮮の具体的な行動を引き続き求めていく考え。 そして、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、会談で日本人拉致問題を取り上げた際の、金正恩氏の反応についても見極める考え。
