「近くにいたなんて」 --。 新潟市立小針小2年、 大桃珠生(たまき)さん(7)が殺害され、 同市西区の JR越後線の 線路内に遺棄された事件は14日、 発生から1週間で急展開を見せた。 新潟県警捜査本部に同日朝から任意で事情聴取され、 事件への 関与を認めた20代の 男は、 大桃さん宅と同じ地区内に住んでいた。 近隣住民
「近くにいたなんて」--。新潟市立小針小2年、大桃珠生(たまき)さん(7)が殺害され、同市西区のJR越後線の線路内に遺棄された事件は14日、発生から1週間で急展開を見せた。新潟県警捜査本部に同日朝から任意で事情聴取され、事件への関与を認めた20代の男は、大桃さん宅と同じ地区内に住んでいた。近隣住民らは、事件への怒りや解決への見通しに安堵(あんど)しつつ、被害者の無念や遺族の悲しみを思いやった。【堀祐馬、鈴木拓也、木下翔太郎、最上和喜】
捜査が動いたのは午前7時前。遺棄現場の南東約4キロにある道の駅「新潟ふるさと村」の駐車場に、黒っぽい色の軽乗用車が入ってきた。その後ろには、追尾していたとみられる県警の覆面パトカーが。捜査員は車を運転していた男に任意同行を求め、車をレッカー移動した。
レッカー移動に立ち会ったというふるさと村の川上克己副館長によると、覆面パトカー3台が男の車を囲むように止まり、私服の捜査員4、5人がいたという。いつもと異なるものものしい雰囲気に、川上副館長は驚いたが、大桃さんが殺害された事件と関係があるとは思いもよらなかったという。
大桃さん宅には午後5時50分ごろ、警官2人が訪問した。重要参考人として男の身柄を確保したことなどを説明したとみられる。
小針小3年の男児の母親は「本当にひどい事件で、毎日不安だった。(犯人には)正直に話してほしい」。近くに住む自営業の男性(66)は「この1週間毎日不安で気持ちが落ち込んでいた。私にも同じ小学校に入学したばかりの孫の女児がいる。だから人ごととは思えなくて本当に心配だった」と話した。
現場近くに住む主婦の平田栄子さん(65)は「近くに(関与した男が)いたなんて。この辺りは治安の良いところだと思って暮らしていたので、こんな事件は思いも寄らなかった。犯人にはなぜこんなことをしたのかって言いたい」と憤った。一方で「亡くなった珠生ちゃんや親御さんがかわいそう。これから先楽しいことがいっぱいあったろうに」と思いやった。看護師の女性(52)は「再び同じような事件が起きないように子どもを見守る体制を作っていかないと」と話した。

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