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「昭和天皇独白録」の原本 宮内庁が公開へ

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宮内庁は、 昭和天皇が戦争に関する出来事を回想した「昭和天皇独白録」 について、 側近が記録した原本とされる文書の 寄贈を受け入…
宮内庁は、昭和天皇が戦争に関する出来事を回想した「昭和天皇独白録」について、側近が記録した原本とされる文書の寄贈を受け入れ、近くホームページで公開することを決めました。 公開されるのは、戦後まもなく昭和天皇が回想し、元外交官で側近の寺崎英成氏に書き取らせた記録「昭和天皇独白録」の原本とされる文書です。 昭和天皇が、陸軍の謀略による昭和3年の張作霖爆殺事件から昭和20年のポツダム宣言受諾を経て終戦の際の玉音放送収録に至るまでを語った合わせて171枚で、寺崎氏が鉛筆などで記録しています。 去年12月にニューヨークでオークションにかけられ、日本の美容クリニックの院長が3000万円余りで落札し、ことし2月、宮内庁に寄贈を申し出ていました。 宮内庁が内部の基準に照らして検討した結果、宮内公文書館で寄贈を受け入れることになり、近くホームページで全文の画像を公開することを決めたということです。 宮内庁は「文書は寺崎氏の直筆によるものと判断し、貴重な資料だと評価している。ぜひ多くの人に見ていただきたい」と話しています。

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